映画『ラスト・クリスマス』の感想

主人公家族が難民であるとか、トム・ウェブスターとクリスマスショップの店主もアジア系の移民っぽいところとか、ブレグジットのこととか、ホームレスの方々のこととか、クリスマスショップって年中オープンしていたとしても遅くても1~2月ぐらいから秋までの1年のほとんどの期間クリスマス感が抜けた街からは浮いてしまうんじゃないかなというところとか、レズビアンカップルと親のこととか、お友達の妊娠に対する思いとか、主人公の心臓移植後の自分との噛み合わなさとか全部居心地が悪いっていう共通点がある話なのかな。なんか居心地良くしていこうね!100%のスッキリを目指していこうね!というよりかは、居心地の悪さや曖昧さをある程度は受け入れつつ協力してできる限り生きていこうねという感じだったのかな。そんな話はしていなくて、ヘンリー・ゴールディングのかっこよさを見せつけたかっただけかもしれないよね。